旅×ものづくりー“やったことない”はできない理由にならない


当たり前のことですが、やったことがないからと言って、それができない理由にはならないな、とリビセンの作業をしながら思いました。


何か始めようとするとき、リスクに意識がいったり、“○○がないとできない”って思って、足踏みしてしまうことはありませんか?

○○には、例えば、お金や時間が入るでしょう。もしくは、経験、技術、道具も入るかもしれません。


リビセンでは、初めてのことだらけで最初、「私でもできることあるのかな?」という気持ちでした。

頼まれたことは、壁に塗料を塗るとか、金網を壁に打ち付けるとか、言葉にしてみるとシンプルなことばかり。

↑ラス網。壁材のモルタルが剥がれないようにする為に、モルタルを塗る前に打ち付ける。



でも、きれいに塗るのは簡単じゃなく、時間もかかってしまう。

どうしたら、上手く塗れるだろう?

角度やスピード、力加減、手を動かす方向を色々変えてみながら、あーじゃない、こーでもない、を繰り返します。

上手い人の観察をしてみる。まねしてみる。

そのうち、「そっか!」とか「なるほど!」が増えてきます。

いつのまにか夢中になっていくのでした。


壁材は、普段はなかなか触らない素材。

初めての感触。じゃりじゃり。ぺとぺと。

最初は高い脚立に上ることも恐る恐る。

ぐらっとすると、どきっ!とする。

慣れてくると、登り方が上手くなってきます。

そこで、普段使わない足の動きがあって、全身運動(笑)


きっと、“はじめて”ってこんな感じ。そうやって、少しずつわかって、体で覚えていくこの感覚が楽しい。

レベルは低いかもしれませんが、小さな「できた!」を重ねていくことは、とても大切だと思います。



だから、“やったことない”は、できない理由にならない、と感じました。

やったことないからといって何もしないのは、もったいないと。

言い換えれば、できると思って手を動かしてみることが大切なんだと。

それは、ものづくり以外のことでも言えると思います。

営業、企画、プロモーション、一人旅、スポーツetc.



やってみよう!きっと楽しいから。

そして、楽しいを繰り返した先に、きつさや大変さも感じられるようになったら次のステージへ。

そこを越えると違う景色が見えてきます。



Chemiserie en chemin

Je voyage pour faire des chemises dans le monde entier. ”いいシャツ” 見つける旅に出よう

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