旅×ものづくり―まさに今、素敵な空間が生まれようとしている@長野県諏訪市―



私には、忘れられないおにぎりがあります。


今までの人生で、数え切れないくらい食べてきたおにぎり。

でも、こんなに記憶に残るおにぎりは他にありません。


どんなおにぎりだったかというと、まず、クルミが入っていた!

私にはとても新鮮でした。確か、チーズも入っていた気がします。

食べてみたときの美味しくて感動した記憶が今でも残っています。


だけど、それだけではなくて、おにぎりの記憶のとなりには、素敵なおかみさんの存在がありました。

そのおにぎりを作ってくれたのは、ゲストハウスのおかみさんでした。


どんな風に、素敵だったかというと、その方と話していると、なんだか「海みたいな人だなぁ」と感じたのです。

広い心というか、あらゆるものを受け入れられる温かさというか。

また、そのゲストハウスに泊まりに行きたいな、と思っていたのですが、その方はおかみさんをやめられ、新しいお仕事を始められたのだと、しばらくして知りました。


新しく何を始められたのかというと、旦那さんと日本各地を回りながらの空間作りでした。

その空間がとってもかっこいい。

ゲストハウスやシェアハウス、カフェetc.

その空間もまた、唯一無二で、記憶に残る魅力がありました。


ただ、さらに素敵なのは、人と人を紡いでいきながら、空間を作られていること。

お二人は、現地に住み込み、作る過程をオープンにしながら、仲間や、その仲間と共に空間作りをされています。空間と共に、コミュニティをデザインされているんですね。

空間ができる前から既に、多くの人のつながりが生まれている。

その様子が、その空間に行く前から感じられ、そこに行かなくとも既にファンになっている。

その元おかみさんと、旦那さんの新たな挑戦が、今回訪ねる長野県諏訪市のリビルディングセンタージャパンです。

古いお家が解体される時に出てくる、本来ならば"廃材"を再利用して、新たな価値を生み出す。そこに宿っていた、誰かの思い出を形にする。

↓詳しくは下記のページで!※現在クラウドファウンディングに挑戦中!↓


建築については無知ですが、9月末の完成に向けて熱を帯びた現場に、私も参加させて頂きたいなと思います。


服と建築は、どちらも衣食住の要素ではあると同時に、今まで、建築を勉強した後に服飾の世界に入った人々を、身の回りだけでも何人か見てきたことから、その2つの世界には何か通じるものがたくさんあるんだろうな、と感じています。

明日からの3日間、とても楽しみです。

今日から数日は、旅×ものづくり@諏訪市をメインテーマとして、ブログを綴って行きたいと思います。



出典: http://www.mikotsuru.com/蔵と風土-2/

Chemiserie en chemin

Je voyage pour faire des chemises dans le monde entier. ”いいシャツ” 見つける旅に出よう

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